抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最上川水系置賜野川に位置する秋田県野川第二発電所はダムの落差とダム下流河川の勾配を利用して発電するダム水路式発電所で,2010年完成予定である。ここでは,発電所の電気機械設備製作据付工事の事例について紹介した。工事は野川第二発電所だけでなく遠方監視制御装置を設置する新野川第一発電所等も対象とした。工事の特徴は有効落差を得るための直径20m,深さ44mの立坑掘削工事と発電所周辺岩盤の接地抵抗値の不足対策のためのメッシュアース工事である。立軸フランシス水車発電機の据付には構造上,土木工事と調整しながら行ったことの他,ピットライナ据付工事等を紹介した。また,高精度での据付が必要な水車発電機の据付フローや浸透探傷検査等の非破壊検査,越冬養生及び立坑掘削での安全対策等二次抵抗も紹介した。