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J-GLOBAL ID:201002263046083222   整理番号:10A0037904

南東オーストラリアで取れた16底生サメ類中の水銀:変化の生物及び非生物起源と消費者健康含意

Mercury in 16 demersal sharks from southeast Australia: Biotic and abiotic sources of variation and consumer health implications
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 18-26  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: A0076B  ISSN: 0141-1136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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南東オーストラリアの大陸棚と大陸棚斜面で集めた,胎児,幼生,成魚を含む底生サメ(ツノザメ目とその科:Scyliorhinidae,Hexanchidae)及びギンザメ種(科:ChimaeridaeとRhinochimaeridae)組織中の全水銀(THg)とモノメチル水銀(MMHg)濃度を測定した。10科で吟味した色々な組織(筋肉,肝臓,腎臓,皮膚)中のTHg分布は,筋肉組織中で高い値を示し(1.49±0.47mgkg-1,ww),これは全水銀負荷の59%から82%を占め,腎臓中(0.93±0.14mgkg-1,ww)と肝臓中(0.61±0.25mgkg-1,ww),皮膚では低い(0.12±0.06mgkg-1,ww)であった。他の5種で実施した追加THg測定が地理的及び種間比較を可能にした。スペシエーション分析は90%以上の水銀が筋肉中でMMHgとして結合することを示し,より深い環境に生息するサメ種でより高い比率(>95%)が観察された。筋肉組織中の最大THgレベル(6.64mgkg-1湿重量,wwに達する)がProscymnodon plunketi及びCentrophorus zeehaani(平均値;夫々4.47±1.20と3.52±0.07mgkg-1,ww,)で観測された。水銀生体内蓄積に関する現在の思考と整合して,胎児からより大きいサメにわたる動物サイズと共にTHg濃度増加を観察した。Etmopterus baxteriとCentroselachus crepidater胎児は平均レベル0.28と0.06mgkg-1(ww)を持ち,一方成体試料はこれが夫々3.3と2.3mgkg-1(ww)に達した。このTHgを世界のほかの地域で集めた同じ属の値と比較した。近海地中海周辺より東大西洋で報告されたレベルと近かった。より小さい地域規模では,サメの水銀濃度に対する生息場所影響は明瞭性が更に小さい様であった。大陸棚水域に住むツノザメは大陸棚中央傾斜種に比べて,そのサイズ(体重,bw)に関してより高い(夫々0.4-6.7mgkg-1bwと0.3-2.2mgkg-1bw)平均水銀レベルを示した。しかしHgレベルに於ける局地地域差(東及び南タスマニア対ビクトリア)は研究した多くの分類群で検出されなかった。4種を除いて多くの国際基準値を超えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  海洋汚濁  ,  水銀とその化合物 
物質索引 (1件):
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