抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオマス燃料を利用する上での大きな問題点の一つは,有効成分の濃度が低いことである。このことは,単にエネルギー密度が低いだけでなく低い嵩密度による輸送効率の低さにも影響する。本研究においては,この問題に対し,バイオマスとして飲料メーカーから廃棄される茶滓を用いて圧密化する試みを実施した。圧密には加圧と加熱を同時に掛ける方式とした。この圧密化試験と共に,これによって得たサンプルの熱分解特性調査を実施し,サンプル内での温度伝導特性を調べた。この結果,圧密によって得たサンプルは理論密度の94.6%である1.4にまで達することが分かった。このサンプルの空間熱伝導特性として空間温度勾配を求めることができた。