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J-GLOBAL ID：201002263185232275   整理番号：10A0564514

Mg²⁺-誘導90kDa熱ショック蛋白質オリゴマの生化学的及び生物物理的特性化

Biochemical and Biophysical Characterization of the Mg²⁺-induced 90-kDa Heat Shock Protein Oligomers

著者 (10件)： MOULLINTRAFFORT Laura (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  BRUNEAUX Matthieu (Univ. Pierre et Marie Curie Paris VI, Roscoff, FRA) ,  NAZABAL Alexis (Inserm, Zuerich-Schlieren, CHE) ,  ALLEGRO Diane (Univ. Mediterranee, Marseille, FRA) ,  GIUDICE Emmanuel (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  ZAL Franck (Univ. Pierre et Marie Curie Paris VI, Roscoff, FRA) ,  PEYROT Vincent (Univ. Mediterranee, Marseille, FRA) ,  BARBIER Pascale (Inserm, Zuerich-Schlieren, CHE) ,  THOMAS Daniel (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  GARNIER Cyrille (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 20  ページ： 15100-15110  発行年： 2010年05月14日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg²⁺誘導性熱ショック蛋白質Hsp90オリゴマタイプI,タイプII,タイプIIIの特性を,分析的超遠心,サイズ排除クロマトグラフィー,多角レーザ光散乱,MALDI-質量分析などにより解析した。Mg²⁺誘導オリゴマ化は温度依存性反応であり,交差反応を必要としなかった。タイプIオリゴマは四量体であり,タイプIIオリゴマは六量体であり,タイプIIIオリゴマは十二量体であった。オリゴマ化の建築用レンガはタイプIIオリゴマまでは二量体であるが,タイプIIIオリゴマ以上では2個のタイプIIオリゴマが会合して形成されることを示唆した。タイプIIオリゴマは巣様構造を示し,蛋白質の折畳みと保護機構が機能していた。透過型電子顕微鏡トモグラフィーの結果,タイプIIオリゴマで直径140-150ÅのOリング様構造を観察した。

シソーラス用語： マグネシウム ,  金属イオン ,  *シャペロンタンパク質 ,  *熱ショックタンパク質 ,  四量体 ,  六量体 ,  オリゴマ化 ,  多量体 ,  折畳み構造 ,  電子顕微鏡観察 ,  MALDI-MS ,  サイズ排除クロマトグラフィー
準シソーラス用語： *HSP90 ,  十二量体

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 誘導 ,  熱ショック蛋白質 ,  オリゴマ ,  生化学 ,  生物 ,  物理的特性