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J-GLOBAL ID:201002263220604040   整理番号:10A0779833

アブラヤシ繊維の工業的応用に向けて:直鎖状低密度ポリエチレン複合材の物理的・誘電的な特性化および他の繊維源との比較

Towards industrial utilization of oil palm fibre: Physical and dielectric characterization of linear low density polyethylene composites and comparison with other fibre sources
著者 (3件):
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巻: 106  号:ページ: 378-388  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: E0030A  ISSN: 1537-5110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アブラヤシ繊維(OPF)の物理的,化学的,熱的特性を特性化し,他の繊維(亜麻と麻)のそれと比較した。圧縮モールドOPF-LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)複合材の物理的・誘電特性における下記(繊維サイズ,繊維成分,繊維処理など)の効果を検討した。複合材の密度と誘電定数については,種々のモデルを使って繊維と母材(個々)の値からの予測を行った。繊維形態の分析では「OPF表面は多孔質で,繊維は導管要素から構成されている」ことが分かった。OPFの真密度は,1503kg/m3と分かった。フィールドから得られたOPFsは,ほとんど25%の不純物を含み,繊維の平衡水分は相対湿度25%増加分と共にほとんど2倍ということも分かった。OPFの誘電定数は,7.76~8.31の範囲だった。OPFのサーモグラフィは「301.71°Cでの最初の劣化温度と共に2つの吸熱ピークと3つの放熱ピーク」を示した。アルカリ処理は最初の劣化温度を297.1°Cまで低減した。OPFの比熱容量は,20°C~150°Cの温度範囲において1.083~3.317J/g/°Cまで変化した。OPF-LLDPE複合材の真密度は967~1177kg/m3の範囲にあり,一方,バルク密度は942~1122kg/m3の範囲だった。複合材料の誘電定数は3.22~6.73の範囲にあった。OPF-LLDPE複合材のL*,a*,b*の値は夫々下記範囲(42.25~59.69,5.85~6.30,15.65~22.06)だった。複合材の真密度の予測値は測定値と良く一致した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的性質一般  ,  繊維物理 

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