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J-GLOBAL ID:201002263254969056   整理番号:10A0842879

電界誘起液滴イオン化質量分析を用いる肺性リン脂質界面活性剤とオゾンの界面反応の時間分解研究

Time Resolved Studies of Interfacial Reactions of Ozone with Pulmonary Phospholipid Surfactants Using Field Induced Droplet Ionization Mass Spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 114  号: 29  ページ: 9496-9503  発行年: 2010年07月29日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電界誘起液滴イオン化質量分析(FIDI-MS)を用い,陰イオンモードで1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-ホスファチジルグリセロール(POPG)の気液界面不均一オゾン分解を調べた。パルス電場が中性液滴を二重Taylorコーン状に延伸して正と負荷電サブμm液滴流として放出し,所望極性でもって質量分析計に注入できる方法論を使用した。この結果は気液界面で不均一反応のユニークな特性を実証した。FIDI-MSスペクトル中POPG主要オゾン分解産物としてヒドロキシヒドロペルオキシドと第二オゾニドを観察した。これらの産物は準安定であり,質量分析における標準エレクトロスプレイイオン化を用いてバルク相で観測することは困難である。また,気液界面で飽和と不飽和リン脂質混合物の不均一オゾン分解研究を示した。FIDI-MSを用いる負イオンモードで飽和リン脂質1,2-ジパルミトイル-sn-ホスファチジルグリセロール(DPPG)と不飽和POPG混合物を調べ,一方,正イオンモードで1,2-ジパルミトイル-sn-ホスファチジルコリン(DPPC)と1-ステアロイル-2-オレオイル-sn-ホスファチジルコリン(SOPC)界面活性剤混合物を調べた。両事例において,FIDI-MSは飽和と不飽和肺性界面活性剤が混合界面層を形成することを示した。不飽和リン脂質は唯一オゾンと反応し,飽和リン脂質よりも親水性生成物を形成した。多量オゾン分解により飽和リン脂質のみが液滴表面に残った。計算解析結果とこれらの実験観測の組合せは酸化的ストレスを受けたとき界面活性剤層系の界面構造と化学の改善理解を提供した。
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分類 (3件):
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細胞構成体一般  ,  質量スペクトル(分子)  ,  液-気界面 
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