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J-GLOBAL ID：201002263281404222   整理番号：10A0670301

エネルギーセキュリティにおける地域協力の役割:ASEAN+3の場合

The role of regional cooperation in energy security: the case of the ASEAN+3

著者 (3件)： CABALU Helen (Curtin Univ. Technol., Western Australia, AUS) ,  ALFONSO Cristina (Univ. Philippines, Quezon City, PHL) ,  MANUHUTU Chassty (Curtin Univ. Technol., Western Australia, AUS)
資料名： International Journal of Global Energy Issues  (International Journal of Global Energy Issues)
巻： 33  号： 1/2  ページ： 56-72  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0280A  ISSN： 0954-7118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ASEAN+3は,ブルネイ,インドネシア,マレーシア,フィリッピン,タイ,カンボジア,ラオス,ベトナム,中国,韓国及び日本で構成され,世界で最も活力ある地域の1つである。エネルギー市場開放に向けた取り組みは,エネルギーセキュリティに関する懸念と,エネルギー持続可能性の重要性の認識の増大から生じている。将来のエネルギー供給を確保する努力には,化石燃料依存の軽減,技術におけるイノベーション,国内生産の増大,備蓄戦略の展開,エネルギー市場の規制緩和,エネルギー生産者との共同企業体の開始,価格変動や供給中断をヘッジする政策の採用が含まれる。ヘッジする政策とは,エネルギー輸入先の多様化,危険が伴う海ルートやパイプライン陸上ルートにおける石油とガスの輸送ルートの確保,及び地域のエネルギーネットワークを通してのエネルギー需要管理の協力活動の促進等である。地域協力強化を通してASEAN+3は,エネルギー資源のプール化,分担化,貿易,相互接続により,エネルギー不安定に協力して戦うことができる。地域的に持続可能なエネルギー開発を達成するためには,エネルギー生産の新規投資,インフラ開発及びエネルギー効率が高い技術の促進が,供給と需要に整合する必要がある。

シソーラス用語： セキュリティ ,  *東南アジア諸国連合 ,  エネルギー貯蔵 ,  市場 ,  *国際協力 ,  *エネルギー政策 ,  エネルギー効率 ,  ネットワーク ,  エネルギー資源 ,  *エネルギー安全保障
準シソーラス用語： *エネルギーセキュリティー ,  *ASEAN ,  エネルギー開発 ,  エネルギー備蓄 ,  エネルギ市場 ,  *エネルギーネットワーク

分類 (1件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K)

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギーセキュリティ ,  地域 ,  協力 ,  役割