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J-GLOBAL ID：201002263350967455   整理番号：10A0898770

振動光ファイバプローブを用いて測定した閉じ込め液体ポリマーの粘弾性特性の温度依存

Temperature Dependence of the Viscoelastic Properties of a Confined Liquid Polymer Measured by Using an Oscillating Optical Fiber Probe

著者 (4件)： ITOH Shintaro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  FUKUZAWA Kenji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HAMAMOTO Yuya (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  ZHANG Hedong (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 49  号： 8,Issue 4  ページ： 08LB13.1-08LB13.5  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノメータサイズのギャップ内に閉じ込め,剪断変形した液体ポリマーの粘弾性特性の温度依存を測定した。粘弾性測定で,剪断力を測定するために開発した高度に敏感な方法である繊維揺動法を使った。液体サンプルとして,fluoropolyether潤滑油Fomblin Zdol4000を使った。実験結果は,粘度の温度依存が閉じ込め状態でさえ有名なAndrade方程式によって良く表されることを示した。100nmから数nmまでの幅のギャップに対し粘度のEyringの理論が成り立つと仮定して活性化エンタルピーを計算した。10nm未満のギャップで活性化エンタルピーの有意な減少を観察した。10nm未満のギャップの閉じ込めのみで現れた弾性力は,温度を増やすことで殆ど減少した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *光ファイバ ,  *プローブ ,  *粘弾性 ,  高分子 ,  温度依存性 ,  閉込め ,  剪断応力 ,  エンタルピー

分類 (2件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  非Newton流  (BC02020R)

引用文献 (14件)：

• J. N. Israelachvili and P. M. McGuiggan: Science 241(1988)795.
• S. Granick: Science 253(1991)1374.
• S. J. O’Shea and M. E. Welland: Langmuir 14(1998)4186.
• V. Franz and H. J. Butt: J. Phys. Chem. B 106(2002)1703.
• L. T. W. Lin, A. T. S. Wee, and S. J. O’Shea: J. Chem. Phys.130(2009)134703.

タイトルに関連する用語 (5件)： 光ファイバプローブ ,  閉じ込め ,  ポリマー ,  粘弾性特性 ,  温度依存