抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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船橋当直における見張りの基本は目視である。目視で相手船を注視しながら同時にその船のレーダ情報等を得ることのできる,目視認識支援装置の開発を開始した。第1段階として基本機能を実現した装置試作機を製作し,基本性能確認実験により機能の見直し,改良を行った。実船搭載用試作機は実運航中の評価を実施するため,供試船の船橋に搭載した。レーダディスプレイ上では,AIS表示機能の追加に伴い,AISシンボルの横に船名を表示可能とした。本装置では,目視している船影とエコーの対比が容易な様に,視点からヘッドアップディスプレイ(HUD)を介して海面を見ると,レーダエコーが海面に貼り付いて見える様に座標変換し投影している。ARPA情報については,設計どおりシンボルが船影と重なって,情報は上空に表示されている。AIS情報についても,シンボル及び船名が設計どおり船影の方位に表示され,詳細情報の呼び出しも実現できていることを確認した。