抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1999年9月30日10時35分頃,茨城県東海村にある核燃料加工会社(株)ジェーシーオー(以下,「JCO」という。)において臨界事故が発生した。本年(2009年)は,この事故から丸10年にあたる。当時,筆者は旧核燃料サイクル開発機構東海事業所の安全管理部安全対策課長であり,国の防災対策の専門家として,JCOサイト内での臨界終息作業に携わった。本報告書は,2001年のJCO臨界事故の終息の経緯について水戸地裁での証言を基に整理したものである。本年は,臨界事故から10年にあたり,事故を風化させてはならないという想いと同時に,これらの事故終息に係る作業に関する内容が今後の原子力防災を考える上で何らかの役に立つものと考え,その後にいただいたコメント箇所を修正の上改めて公開報告書として刊行することとした。(著者抄録)