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J-GLOBAL ID:201002263463493298   整理番号:10A1336717

プロトン性アミド型イオン液体を利用するSr2+とCs2+の溶媒抽出

Solvent Extraction of Sr2+ and Cs+ using Protic Amide-Based Ionic Liquids
著者 (3件):
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巻: 45  号: 12/14  ページ: 1679-1688  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: D0435B  ISSN: 0149-6395  CODEN: SSTEDS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イオン液体(ILs)は,水溶液から金属イオンの溶媒抽出のための新たな希釈剤として期待されている。疎水性ILの陽イオンの親水性が,抽出効率を高める。ILsは,陽イオンの移動機構によって,3つの種類(非プロトン性,プロトン性,及び金属イオン)に分類される。本研究では,アミド誘導体としての新規プロトン性の室温イオン液体(RTILs)が便利なワンポット合成によって得られることを見出し,16種の新規プロトン性アミド型のILsを高収率で得た。このILsは,従来のILsと異なり,アンモニウム,又はイミダゾリウム陽イオンを持たず,プロトンイオンがアミド基の酸素に結合している特徴を持つ。これらをNMR,及び熱分析によって特性化した。また,Sr2+とCs2+イオンの抽出剤としてジシクロヘキサノ-18-クラウン-6を用いるときの抽出溶媒として本研究のイオン液体を用い,従来のイオン液体と比べた。その結果,すぐれた抽出効率が見出された。
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