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J-GLOBAL ID:201002263472503476   整理番号:10A0133870

シロール誘導体を用いた有機デバイスの光伝導特性の改善

Improvements in Photoconductive Characteristics of Organic Device Using Silole Derivative
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号: 1,Issue 2  ページ: 01AC05.1-01AC05.4  発行年: 2010年01月25日 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ[9,9-ジオクチルフルオニル-2,7-ジイル]-co-1,4-ベンゾ-(2,1,3)-チラジアゾール(F8BT)は,高移動度と青色光のみに対する吸収係数故に,色選択性有機光伝導デバイスに適した材料の一つである。F8BT中のシロール誘導体,1,1-ジメチル-2,3,4,5-テラフェニルシロール(DMTPS)の混合法を用いて,実用的な有機光伝導デバイスの重要パラメータである光電流と暗電流の比(オン/オフ比)の改善を試みた。これらの有機材料は溶液プロセスによって被覆可能で,将来において低製造コストと大きいデバイス面積の実現が可能になる。F8BTniDMTPSを付加することによりオン/オフ比がF8BTだけの場合に比べて最大で5倍改善できた。しかしながら,外部量子効率は50重量%以下のDMTPS濃度において濃度依存性はない。加えて,可視波長領域のDMTPS-F8BTの波長選択性は,F8BTのみの場合いとほぼ同様である。これ等の結果は,DMTPS:F8BT層が青色光のみ吸収することを意味し,緑および赤選択性デバイスと結合することによって高分解能カメラ用プリズム無しで色分離が可能になることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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光伝導,光起電力 
物質索引 (2件):
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