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J-GLOBAL ID:201002263519575306   整理番号:10A0175507

土壌改質材FFCエースによるオオムギの生育と収量の促進効果

Enhancement of Growth and Yield of Barley by the Soil Conditioner FFC-ace
著者 (13件):
資料名:
巻: 99  ページ: 13-20  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: F0945A  ISSN: 0474-0254  CODEN: ODNGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本報は,(株)エフエフシー・ジャパンから販売されている土壌改質材FFCエースの作物の生長促進効果について,2006年11月から翌年6月,本学農学部内の実験圃場で実施された,オオムギの生育ならびに収量調査に関する試験結果をとりまとめたものである。実施圃場の砂土壌にFFCエースを所定量混和した区画を設け,オオムギの種子を播種した。なお,対照区は非導入土壌とした。定期的に行った生育調査の結果,FFCエースを導入した土壌では非導入の区画と比べて,生育初期における根の生育が良好となり,地上部における分けつ数の増加とともに穂の生長も旺盛となって,1穂当たりの収穫量(粒数)の著しい増加をもたらした。結果,FFCエース導入区における全収量は非導入区と比べて約1.7倍となった。また,それぞれから収穫したオオムギ粒に含まれる栄養価ならびに無機元素類の量には,FFCエースの導入,非導入によって大きな違いは認められず,導入の効果は収量に大きく反映された。事実,調査期間中に行った測定から,FFCエースを投入した土壌で生育するオオムギ葉は高いクロロフィル量を示しており,光合成が促進されているものと考えられた。実際,播種後4ケ月目以降,光合成ならびに蒸散速度値を測定した結果,FFCエース導入区で生育したオオムギでは常に高い値を示した。また,FFCエースの導入によって強光条件下における水利用効率が促進された。本報告では,FFCエースの投与と空気中からの二酸化炭素の吸収量との関連について考察するとともに,併せて,FFCエースの土壌への導入によって作物の生育に必要な灌水量を大きく減らすことができる可能性についても言及したい。(著者抄録)
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分類 (2件):
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麦  ,  施肥法・肥効 

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