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J-GLOBAL ID：201002263530985737   整理番号：10A0625897

Rubiscoアクチバーゼの急性熱不安定性と関連する構造変化

Structural changes associated with the acute thermal instability of Rubisco activase

著者 (4件)： BARTA Csengele (US Dep. of Agriculture-Agricultural Res. Serv., Arid-Land Agricultural Res. Center, 21881 N. Cardon Lane, Maricopa ...) ,  DUNKLE Alison M. (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Arizona State Univ., P.O. Box 871604, Tempe, AZ 85287, USA) ,  WACHTER Rebekka M. (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Arizona State Univ., P.O. Box 871604, Tempe, AZ 85287, USA) ,  SALVUCCI Michael E. (US Dep. of Agriculture-Agricultural Res. Serv., Arid-Land Agricultural Res. Center, 21881 N. Cardon Lane, Maricopa ...)
資料名： Archives of Biochemistry and Biophysics  (Archives of Biochemistry and Biophysics)
巻： 499  号： 1-2  ページ： 17-25  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0023A  ISSN： 0003-9861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱による光合成の阻害は,リブロース-1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(Rubisco)シャペロン,Rubiscoアクチバーゼの不安定性と連結している。組換酵素の試験は,ADP及びATPは不活性化に対して防御したが,Mg²⁺は不活性化を促進することを示した。加熱は,二次構造含量の破壊及び不溶性蛋白質の形成により特徴付けられるRubiscoアクチバーゼの凝集を起した。一方,活性な約660kDa蛋白質をヌクレオチドなしで室温で培養すると,可溶であるが>2x10⁶Daの不活性凝集体を生じた。円偏光二色(CD)分光法及び蛍光は,凝集体における構造の摂動が著明にα-ヘリカル含量を減少しないことを確証した。野生型と変異型Rubiscoアクチバーゼ間の熱安定性の相違は,組換蛋白質で,しかもその蛋白質がトランスジェニックArabidopsisに発現されたときに観察された。熱に対するこれら植物の感受性が異なることは,Rubiscoアクチバーゼの熱不安定性が光合成の温度感受性の主たる決定因子であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ ,  トランスジェニック植物 ,  Arabidopsis thaliana ,  *光合成 ,  *シャペロンタンパク質 ,  組換タンパク質 ,  *熱安定性 ,  二次構造 ,  凝集 ,  凝集体 ,  摂動 ,  野生型 ,  突然変異体 ,  マグネシウム ,  ヘリックス構造 ,  円偏光二色スペクトル ,  熱変性 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド
準シソーラス用語： Rubisco ,  *Rubiscoアクチバーゼ

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  光合成  (EB10020I)

物質索引 (2件)： ADP ,  ATP

タイトルに関連する用語 (2件)： Rubisco ,  熱不安定性