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J-GLOBAL ID：201002263714304244   整理番号：10A0374064

森林所有権の流動化が森林管理と中山間地域の活性化に及ぼす影響の解明

著者 (6件)： 駒木貴彰 (森林総合研) ,  垂水亜紀 (森林総合研) ,  林雅秀 (森林総合研) ,  田中亘 (森林総合研) ,  都築伸行 (森林総合研) ,  山田茂樹 (森林総合研)
資料名： 森林総合研究所交付金プロジェクト研究成果集
巻： 29  ページ： 263P  発行年： 2010年03月04日 
JST資料番号： L5981A  ISSN： 1349-0605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 森林所有権の流動化の実態を全国的規模で調査して,適切な管理を行うための諸方策を提案することを目的とした。全国全ての森林組合に対して,所有権移転の状況を調査票を用いて調査した。移転が顕著な地域を抽出して面接調査を実施し,所有権移転の理由を地域ごとに比較分析した。その結果,国や地方自治体がそれぞれの立場で講じるべき所有権移転後の育林作業や再造林の義務付け,違法な林地利用を阻止する厳格な規制,森林組合等による森林巡視等の重要性を提案した。森林の適正な管理,地球温暖化防止対策等の国民の関心を,資金や作業就労面を含めて森林管理にいかに向けさせるかが今後の課題である。

シソーラス用語： *権利 ,  *森林 ,  流動化 ,  *資源管理 ,  *中山間地域 ,  活性化 ,  森林計画 ,  森林調査 ,  地域開発 ,  地域活性化
準シソーラス用語： *所有権 ,  *森林管理 ,  *森林所有権

分類 (1件)： 林業政策  (FF01020X)

引用文献 (11件)：

• NODA Iwao and HAYASHI Masahide (2004) Characteristics differences of non-reforested lands compared with reforested lands in Kumamoto, Kyushu, Bulletin of FFPRI, 3(1), 29-32.
• 堺正紘 (1999) 林家の経営マインドの後退と森林資源管理, 林業経済研究, 45(1), 3-8.
• 川田勲 (2003) 高知県嶺北流域 -目立つ地込み立木取引-,(森林資源の社会化, 堺正紘編著, 九州大学出版, 358pp), 92-103.
• 興梠克久 (2004) 放置林の実態と企業等下流との連携による森林整備, 森林組合, 405, 13-21.
• 堺正紘編著 (2003) 森林資源の社会化, 九州大学出版 358pp

タイトルに関連する用語 (6件)： 森林 ,  所有権 ,  流動化 ,  森林管理 ,  中山間地域 ,  活性化