文献
J-GLOBAL ID:201002263727869798   整理番号:10A0321778

ポリ塩化ビニルの光劣化に及ぼすベンゾフェノンタイプ紫外線吸収剤と熱安定剤との組合せの効果

Effect of the Combination of a Benzophenone-Type Ultraviolet Absorber with Thermal Stabilizers on the Photodegradation of Poly(vinyl chloride)
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 23-32  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0979C  ISSN: 1083-5601  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ベンゾフェノンタイプの紫外線吸収剤(キマソルブ81)と熱安定剤の組合せがポリ塩化ビニル(PVC)の光劣化に及ぼす効果について研究した。熱安定剤として有機カルシウム錯体KGF-R6JとメチルスズメルカプチドTM-181-FSを用いた。PVCに対しキマソルブ81と熱安定剤をそれぞれ0.5%,2%添加した及び添加しないTHF溶液から流延成形フィルムを調製し,キセノン光による加速UV耐候性試験(100時間×4回)を行った。色差測定,紫外-可視分光法,FTIR分光法,TG分析及び粘度-平均分子量測定により曝露フィルムを特性評価した。結果からキマソルブ81と熱安定剤の組合せによる安定化効果は混合組成に強く依存することが分かった。キマソルブ81及びキマソルブ81/有機カルシウム錯体混合物は光脱塩化水素及び光酸化の良好な抑制効果を示した。それに対しキマソルブ81とメチルスズメルカプチドとの組合せは有機スズのUV感受性のため,曝露後半の200時間に着色を著しく加速した。また酸化防止効果は初期の300時間は見られたが,その後は恐らくキマソルブ81がメチルスズメルカプチドにより消費されたため,酸化防止効果は見られずカルボニル基の増加が大きかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化防止剤,安定剤  ,  抵抗性 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る