文献

J-GLOBAL ID：201002263802844143   整理番号：10A0330751

2つの相対する壁面に流れ方向に並べた45度のバッフルを備えた正方形流路内の周期的層流と伝熱

Laminar periodic flow and heat transfer in square channel with 45° inline baffles on two opposite walls

著者 (3件)： PROMVONGE Pongjet (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, King Mongkut’s Inst. of Technol. Ladkrabang, Bangkok 10520, THA) ,  SRIPATTANAPIPAT Somchai (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, King Mongkut’s Inst. of Technol. Ladkrabang, Bangkok 10520, THA) ,  KWANKAOMENG Sutapat (Dep. of Mechanical Engineering, Fac. of Engineering, King Mongkut’s Inst. of Technol. Ladkrabang, Bangkok 10520, THA)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 49  号： 6  ページ： 963-975  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 45度の角度を持つバッフルを備えた三次元等温壁正方形流路内の層流と伝熱の特性を調べるために数値的研究を行った。計算は有限体積法に基づき,SIMPLEアルゴリズムを実行した。流路の水力直径100~1000の範囲で,Reynolds数に対して流体流と伝熱の特性を示した。試験区域を通り抜ける2つ1組の主渦流を生成させるために,迎え角度45度のバッフルを,流路の上壁面と下壁面流れ方向に並べて設置した。バッフルの高さを変えて,流路内の伝熱と圧力損失に対する影響を研究し,また,45度で流れ方向に並べたバッフルの結果を,90度の横断バッフル及び45度の千鳥配置バッフルの結果と比較した。それぞれの主渦流の中に45度バッフルで生成された2つ1組の流れ方向により合わされた渦(P-渦)流が存在し,側壁及びバッフルキャビティの壁面に衝突する流れを誘起する働きをし,その結果,流路全体にわたって伝熱速度が大きく増大すると見られる。さらに,バッフルの高さを高くすると,Nusselt数と摩擦係数の値が増大する結果となる。計算によると45度の流れ方向に並べたバッフルと千鳥配置バッフルの数値的結果は,ほとんど同じである。最適伝熱増強係数は,どちらの配置の場合も45度バッフルの高さが流路の高さの0.2倍のときに得られた。検討したReynolds数の範囲の中では,最大伝熱増強係数は約2.5で,90度の横断バッフルの2倍である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チャネル ,  正方形 ,  壁面 ,  *層流 ,  周期変化 ,  *対流熱伝達 ,  数学モデル ,  数値解析 ,  伝熱促進 ,  Reynolds数 ,  圧力損失 ,  Nusselt数 ,  摩擦係数 ,  流線 ,  温度分布
準シソーラス用語： *流路 ,  対向 ,  水力直径

分類 (1件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 壁面 ,  流れ方向 ,  正方形 ,  流路 ,  層流 ,  伝熱