文献

J-GLOBAL ID：201002264049269110   整理番号：10A0537145

消費財リコールで特定された2つの設計問題:延長使用と不十分なFRカップリングによる劣化

Two design problems identified in consumer product recalls: Degradation over extended use and scarce FR-coupling

著者 (4件)： NAKAO M. (Dep. of Engineering Synthesis, School of Engineering, The Univ. of Tokyo, Hongo 7-3-1, Bunkyo-ku, Tokyo, JPN) ,  MIYAMURA T. (Dep. of Engineering Synthesis, School of Engineering, The Univ. of Tokyo, Hongo 7-3-1, Bunkyo-ku, Tokyo, JPN) ,  TSUCHIYA K. (Dep. of Mechanical and Biofunctional Systems, Inst. of Industrial Sci., The Univ. of Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IINO K. (SYDROSE LP, CA, USA)
資料名： CIRP Annals. Manufacturing Technology  (CIRP Annals. Manufacturing Technology)
巻： 59  号： 1  ページ： 163-166  発行年： 2010年 
JST資料番号： E0026A  ISSN： 0007-8506  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本市場におけるホームエレクトロニクスに代表される消費財の100件のリコールは,2つの設計問題に特定,分類される;延長使用の機能要求(FR)に対応する経時劣化故障と,他の機能要求へ影響する不十分なFRカップリング故障である。前者は,10年以上使われた製品で22%のリコールが見つかった。設計者は,プラスチックや絶縁材の長期劣化が予見できなかった。後者は全製品の0.01%よりも少ない極めて低い故障率とともに,66%の寄与率である。冷却や摩擦のような二次FRに影響する珍しい設計エラーは,設計者が気づきにくいもう1つの要因である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 設計 ,  *劣化故障 ,  故障率 ,  *家庭電器 ,  消費財

分類 (1件)： 信頼性  (KB04040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 消費財 ,  リコール ,  設計 ,  Fr ,  カップリング