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J-GLOBAL ID:201002264051389883   整理番号:10A0060679

現地研究におけるアルファルファ根圏土壌からのポリ塩化ビフェニルの強化除去:根圏細菌接種の影響

Enhanced removal of polychlorinated biphenyls from alfalfa rhizosphere soil in a field study: The impact of a rhizobial inoculum
著者 (8件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 1007-1013  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ塩化ビフェニル(PCB)は土壌環境における残留性汚染物質であり,人に対する健康リスクを持続する。汚染土壌の修復成功のためには有効かつ低コストが必要である。PCB分解促進のために植物及び微生物を利用するバイオレメディエーションアプローチは大きな可能性を持つが,現地条件では更なる評価を要する。現地実験において,根圏土壌からのPCB除去に及ぼすアルファルファ(Medicago sativa L.)の成長効果と共生窒素固定細菌(Rhizobium meliloti)接種の効果を評価した。土壌中の初期PCB濃度は414~498μg/kgとした。植栽処理において根圏土壌のPCB除去率は強化され,未植栽土壌の5.4%に比べてPCBレベルが平均36%減少した。植物に共生Rhizobiumを接種した場合にはさらに強化され,植栽90日後に平均43%減少した。接種処理では植物のバイオマス生産がより高かった。植栽処理と比べて接種処理では,全PCB含流量が植物のシュートでは3.3から26.72μg/kgに増加し,根では115.07から142.23μg/kgに増加した。接種植物の根圏では,全従属栄養細菌,ビフェニル分解細菌及び菌類のコロニー形成単位(cfu)の増加が観察された。根圏土壌からのPCB除去は全ての処理において植物によるPCBの直接取込と有意な相関はなかったが,根圏微生物の刺激とは有意に相関した。細菌のリボソーム配列のプロファイリングにより,植栽及び接種処理における土壌微生物コミュニティ構造の変化が観察された。Fravobavterium種のようないくつかの細菌がPCBの効果的な分解に寄与すると考えられ,更なる研究に値する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理一般  ,  土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質 

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