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J-GLOBAL ID:201002264112325662   整理番号:10A0851820

担持型パラジウムクラスタ上におけるメタンの触媒的な活性化と改質

Catalytic activation and reforming of methane on supported palladium clusters
著者 (2件):
資料名:
巻: 274  号:ページ: 52-63  発行年: 2010年08月19日 
JST資料番号: H0480A  ISSN: 0021-9517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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反応物と生成物の濃度がターンオーバ速度と同位体追跡および反応速度的同位体効果に与える影響は担持型Pd触媒上におけるCO2およびH2OとCH4との反応に対する基本段階に因果関係をもたらした。反応速度に関連するC-H結合の活性化段階に対する速度定数は他の金属(Ni,Ru,Rh,Ir,Pt)よりもPdにおいて遥かに高いものであった。この結果,CH4解離の生成物はCO2またはH2Oから形成された有用な酸素の共反応物および共反応物の活性化を低下させ,水-ガス移行反応はCH4転化に必要な時間規模で非可逆的なものであった。H2とCOの生成物はCH4における夫々の効果およびCOの解離工程によりCH4の反応を抑制した。これらの機能的な結論はターンオーバ速度における反応物と生成物の反応速度効果に一致しており,H2OとCO2の共反応物で測定された通常の類似したCH4/CD4反応速度の同位体効果,H2O/D2Oの同位体効果の欠落,CH4改質の触媒反応におけるCH4とCD4,12C16Oと13C18Oおよび13COと12CO間の同位体争奪によるものであった。基本段階で可逆性を示さないこの触媒配列は他のグループVIII金属で報告されたものと同一であった。ターンオーバ速度は種々の担体(Al2O3,ZrO2,ZrO2-La2O3)上のPdクラスタで類似しており改質条件で示される狭い範囲のPd分散とは関係なく,これは反応速度に関係するC-H結合の活性化段階がPdの表面で優勢に生じることによるものであった。CO2とH2Oの活性化に対して検知可能な反応性をもつZrO2とZrO2-La2O3の担体は炭素被覆層の稀な形成の逆転および不活性化の抑制が可能であったが定常状態の触媒改質率には関係なかった。C-H結合の活性化におけるPd表面の高い反応性はCとHに対する強い結合および反応速度に関係するC-Hの活性化段階に対する遷移状態の付随的な安定化を反映しCH4とCOの解離段階で形成された化学吸着性の炭素種により観察された反応速度抑制の要因であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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貴金属触媒  ,  ガス化,ガス化プラント  ,  アルカン 
物質索引 (1件):
物質索引
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