抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有機・無機の固体・液体材料に強く吸収され,材料を光化学的作用により活性化・励起・分解することができる真空紫外(VUV)光とともに,それらを用いたVUV光プロセス技術を紹介する。誘電体バリア放電により希ガスを励起することで,低密度の出力であるが連続出力に近いVUV光が簡便に得られる。これをベースに誘電体バリヤ放電ランプが開発され,各種UVU光がプロセス光源として実用化されている。VUV光のみで絶縁体上に半導体層を直接析出できるプロセスを用いて,シリカ表面に多結晶状態のシリコンが析出される。VUV-CVDにおいては,エキシマランプからVUV光を気化させた原料に照射し,Arを雰囲気ガスとして,基板上にシリカ薄膜を堆積できる。物質に低強度のVUV光を照射した際には表面に付着・吸収した原子・分子を解離,脱離させることができ,脱離した原子種を分析できる。真空紫外光技術は環境に優しいものづくりへの展開が期待される。