文献
J-GLOBAL ID:201002264177912751   整理番号:10A0723895

ミクロ構造リアクター中の酸-触媒反応による高酸価油からバイオジーゼルの連続製造

Continuous production of biodiesel from high acid value oils in microstructured reactor by acid-catalyzed reactions
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 364-370  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高酸価油からバイオジーゼル製造に適した酸-触媒エステル化反応及びエステル交換反応は長い反応時間が問題である。本研究で我々は内径0.6mmのステンレス鋼製のキャピラリーに接続したSIMM-V2ミクロミキサーから成るミクロ構造リアクター中の酸-触媒反応により高酸価油からバイオジーゼルを製造する2段プロセスを開発した。適切な反応条件を見つける為にオレイン酸のエステル化と綿実油のメタノールによるエステル交換を別々に行った。滞留時間,メタノールの酸/油のモル比,触媒濃度,水/酸濃度,及び反応温度の影響を調べた。最高のオレイン酸転化率がメタノールによるオレイン酸のエステル化を100°Cに於いて滞留時間5分で得られ,脂肪酸メチルエステル(FAME)の最高収率は綿実油とメタノールとのエステル交換を120°C,滞留時間20分で行って得られた。その後,上記の反応条件に基いて最初の反応と次の反応をエステル化とエステル交換の条件下に別々に行う2段プロセスを開発した。結果はメタノールと酸のモル比が30,H2SO4濃度が3wt%,100°Cに於いて滞留時間7分の1段目で酸性油の酸価が160から1.1mgKOH/gに減少した。2段目の反応で,メタノールとトリグリセライドのモル比20,H2SO4濃度3wt%,120°Cに於いて滞留時間5分で最終的なFAME収率が99.5%に達した。従って,ミクロ構造リアクター中の酸触媒を用いたエステル交換で高酸価油から高い収率のバイオジーゼル製造が連続的に滞留時間15分で達成された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  反応操作(単位反応) 

前のページに戻る