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J-GLOBAL ID：201002264257716767   整理番号：10A0325739

多孔性バーナー中の低発熱量の水素リッチ気体燃料の燃焼に関して

On the Combustion of Hydrogen-Rich Gaseous Fuels with Low Calorific Value in a Porous Burner

著者 (5件)： FRANCISCO R. W., Jr. (Technical Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  RUA F. (Technical Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  COSTA M. (Technical Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  CATAPAN R. C. (Federal Univ. Santa Catarina, SC, BRA) ,  OLIVEIRA A. A. M. (Federal Univ. Santa Catarina, SC, BRA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： Jan/Feb  ページ： 880-887  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスのガス化からの合成ガスは,CO,H₂,CH₄,CO₂,N₂及びH₂Oで構成されており,得られる4~6MJ/Nm³の発熱量は,純CH₄の34MJ/Nm³と比較して極めて低い。低発熱量の気体燃料の燃焼は,火炎安定性と燃焼効率に関連して困難であるが,高い熱再循環速度のシステムは,安定性の範囲を増加させ,燃料の効率的な燃焼が可能になる。本研究の主目的は,多孔性バーナ中の低発熱量の気体燃料の燃焼を調査し,火炎安定性と汚染物質排出に対するCH₄,H₂,CO₂により希釈されたCO及びN₂の混合物の振る舞いを評価することである。CH₄濃度が0~100%の範囲で変化した。肉眼の火炎形状は純メタンとほぼ同じであるが,混合燃料の火炎は,バーナー出口から遠くに移動し,水素含有量が増えるにつれて層流速度が増加するためと考えられる。火炎が遠くに移動するので,水素による濃縮は,放射効率を減少させる。純CH₄の場合,放射効率は約35%であるが,0%CH₄の場合,放射効率は18~26%である。汚染物排出指数は,水素リッチの混合燃料により著しく低下し,COとNO_xの排出指標は,それぞれ0.75と0.09g/kgであった。

シソーラス用語： 多孔性 ,  バーナー ,  *気体燃料 ,  混合燃料 ,  一酸化炭素 ,  酸化窒素 ,  *放射効率 ,  *水素 ,  火炎 ,  層流火炎 ,  二酸化炭素 ,  窒素 ,  係数 ,  アルカン
準シソーラス用語： *排出指数

分類 (1件)： 気体燃料の性質,組成,分析,試験  (YE02020U)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (6件)： 多孔性 ,  バーナー ,  低発熱量 ,  水素 ,  気体燃料 ,  燃焼