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J-GLOBAL ID:201002264377373081   整理番号:10A1528779

蛍光プローブとしてシアニン染料を用いるトリブロック共重合体ミセルの局所粘性の分析

Local Viscosity Analysis of Triblock Copolymer Micelle with Cyanine Dyes as a Fluorescent Probe
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号: 22  ページ: 17505-17512  発行年: 2010年11月16日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pluronic F127(PEO100-PPO65-PEO100)トリブロック共重合体ミセルの水中での局所粘性を,蛍光プローブとしてシアニン染料を用いて測定した。励起状態のシアニン染料の非放射性ねじれ分子内電荷移動は粘性により抑制されることから,蛍光特性から粘性を求めることができる。そこで,異なるアルキル基およびヒドロキシル基を持つ親水性の異なるシアニン染料を用いて,ミセルコアおよびコロナ部分の粘性を測定した。粘性は,溶媒中での粘性および温度に対する蛍光量子収率のキャリブレーションから決定した。ミセルのコアおよびコロナ領域の局所粘性はTcm温度以上で増大して7~9°Cで最大値を示し,更なる温度上昇で流動性の増加により減少した。コアの粘性はコロナ領域よりも高かった。コロナ領域中では共重合体濃度の増加は粘性を増大させたのに対して,コア領域では低温の場合でのみ増大させた。コロナ領域の粘性は,PEOブロックの凝縮によると考えられる。一方,共重合体濃度はコア領域中のPPOブロックの脱水和に影響せず,共重合体の濃度増加により僅かに粘性は増大した。従って高濃度の共重合体は低温においてのみミセル形成を促進して粘性を増大させていると考えられる。
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