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J-GLOBAL ID：201002264412014189   整理番号：10A0908381

鏡像シミュレーションによる交差点カーブミラー視認性向上のための設置条件検討

Study on the Conditions for Installing Traffic Convex Mirrors with Enhanced Visibility at Intersections Applying Mirror Image Simulation

著者 (3件)： 久保登 (神奈川大 工研) ,  森みどり (神奈川大 工) ,  堀野定雄 (神奈川大 工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 768  ページ： 2154-2159  発行年： 2010年08月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の交通事故は,交差点等で発生する出会い頭事故の割合が大きい。出会い頭事故の発生要因の一つに交差点での視環境の質があるが,これを補助する交差点カーブミラーの設置条件の検討は,従来,机上では行えなかった。本論文では,カーブミラー設置交差点視環境の現状を調べ,視認性を確保する3原則を示した。さらに,最適な設置条件を見出すためのカーブミラーシミュレーション方法を考案し,この方法を用いて実際の交差点カーブミラーについて,机上で設置条件を検討した。その結果,ミラー設置位置は見通し方向の反対側が適切であること,俯角・水平角のわずかな違いで視認距離が大きく変わることなどが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 画像 ,  シミュレーション ,  交差点 ,  性能 ,  *配置問題 ,  最適設計 ,  *凸面鏡 ,  コンピュータグラフィックス ,  *交通事故
準シソーラス用語： 鏡像 ,  視認性

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (9件)：

• Traffic Bureau, National Police Agency. Traffic Accidents Situation 2008 in Japan. 2009
• Institute for Traffic Accident Research and Data Analysis. Analysis of Human Factors in Crossing Collisions. ITARDA Information. 2005, 56
• Institute for Traffic Accident Research and Data Analysis. Crossing Collisions in View of Road Environment. ITARDA Information. 2007, 69
• MORI, M. Ergonomics Solution for Crossing Collisions based on a Field Assessment of the Visual Environment at Urban Intersections in Japan. Applied Ergonomics. 2008, 39, 6, 697-709
• Traffic Bureau, National Police Agency. Statistics 2007 Road Accidents Japan. 2008

タイトルに関連する用語 (5件)： 鏡像 ,  シミュレーション ,  交差点 ,  カーブミラー ,  視認性