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J-GLOBAL ID:201002264543378445   整理番号:10A0895633

中国の城

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資料名:
巻: 30  ページ: 105-116  発行年: 2010年06月17日 
JST資料番号: L0320B  ISSN: 1348-4346  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中国では,古来都市と城郭の関係がその時代の歴史的背景を反映し不可分の関係にあったため都市全体を城壁で囲んできた。また広大な国土の各地に多くの行政上の拠点となる政治都市の「都城」が築かれ,廃棄・修復を繰り返して利用されてきた。地方においても,自衛的な城郭都市が多数存在した。殷周から戦国時代までは,「邑(都市国家)」の分立と連合の時代であり,戦国時代には領土国家が形成され,前二世紀末に秦が中国統一,「郡県支配体制」を確立した。漢・魏晋南北朝時代には郡の上級行政単位として州が置かれ,「州郡県の三級行政区分」統治,隋唐時代には州と郡とを整理統合し,「州(郡)県二級行政区分」統治が行われ,州城・県城という「城郭都市」が成立。その頂点に皇帝のいた国都すなわち「都城」が位置した。唐宋以後には国都を含め重要な州は他より一ランク上の「府」と呼ばれた。以後遼金元時代,明清時代においても,基本的にそれらの城郭都市が踏襲された。中国の城壁構造は,「黄土を突き固めて構築」され,後に城壁表面を「磚」(黄土を練り固めて焼成した煉瓦)で被うようになり耐久性が増大し,また各種の防城施設が設けられた。城壁で囲まれた城郭内は宮城とともに庶民の居住地域もあり,外形は一般に方形で,その規模は都城の城壁周長が数十kmに達するものから,農村の数十軒程度を囲む小さなものまで様々であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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都市計画の調査分析,分析手法  ,  各種建築物一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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