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J-GLOBAL ID：201002264601579308   整理番号：10A0300017

マウス輸精管から単離した平滑筋細胞におけるNa_v1.6仲介Na⁺電流の特性化

Characterization of Na_V1.6-mediated Na⁺ Currents in Smooth Muscle Cells Isolated from Mouse Vas Deferens

著者 (7件)： ZHU Hai-Lei (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SHIBATA Atsushi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  INAI Tetsuichiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NOMURA Masatoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SHIBATA Yosaburo (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  BROCK James A (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  TERAMOTO Noriyoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 223  号： 1  ページ： 234-243  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,Na_v1.6^+/+から単離した輸精管筋細胞と従来の全細胞の使用によるNa_v1.6^-/-の間の膜電流の電気生理学的性質を比較した。短いランプ波により誘発した内向き電流への電圧依存性/イオンチャンネルの影響を研究した。また,Na_v1.6^+/+筋細胞の反復活性化時の膜脱分極速度の変動の影響,不活性化からの回復の経過及びNa⁺電流(I_Na)の使用依存性低下を研究した。さらに,Na_v1.6^+/+及びNa_v1.6^-/-輸精管におけるNa_v1.6蛋白質の発現を試験した。それに加えて,天然平滑筋Na_v型チャンネルにおける補助βサブユニットの分子特性を同定した。その結果,輸精管筋細胞で記録したI_NaはNa_v1.6チャンネルの活性化のみによることを示し,これらの電圧依存性質から,これらは特に急速脱分極刺激に応答した平滑筋の興奮性の調節において主要役割を果たすことを示唆した。

シソーラス用語： *輸精管 ,  マウス ,  *平滑筋細胞 ,  電圧依存性 ,  *ナトリウムチャンネル ,  電流 ,  電気生理 ,  筋細胞 ,  脱分極 ,  細胞膜 ,  イオン電流 ,  免疫組織化学 ,  ウェスタンブロット法
準シソーラス用語： ナトリウム電流 ,  内向き電流 ,  膜電流

分類 (2件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  生殖器官  (EJ15020P)

タイトルに関連する用語 (6件)： マウス ,  輸精管 ,  単離 ,  平滑筋細胞 ,  仲介 ,  特性化