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J-GLOBAL ID：201002264643086670   整理番号：10A0905022

β,β-カロテン15,15′-モノオキシゲナーゼ1の分子及び食事による調節

Molecular and dietary regulation of β,β-carotene 15,15′-monooxygenase 1 (BCMO1)

著者 (3件)： LIETZ Georg (Newcastle Univ., School of Agriculture, Food and Rural Dev., Human Nutrition Res. Centre, Agriculture Building ...) ,  LANGE Jennifer (Inst. of Human Nutrition and Food Sci., Christian-Albrechts-University Kiel, D-24118 Kiel, DEU) ,  RIMBACH Gerald (Inst. of Human Nutrition and Food Sci., Christian-Albrechts-University Kiel, D-24118 Kiel, DEU)
資料名： Archives of Biochemistry and Biophysics  (Archives of Biochemistry and Biophysics)
巻： 502  号： 1  ページ： 8-16  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： B0023A  ISSN： 0003-9861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β,β-カロテン15,15′-モノオキシゲナーゼ1(BCMO1)は哺乳類のビタミンA代謝において鍵となる酵素である。非プロビタニンAカロテノイド,脂肪,そしてポリフェノールなどの各種の食事成分がプロビタミンAカロテノイドの腸管吸収と変換に影響を及ぼすことが示されている。さらに,ビタミンA欠乏はBCMO1の発現を誘発するが,ビタミンAまたはその活性代謝産物,全trans及び9-cisレチノイン酸の補給はこれらの効果を容量依存的に逆転する。腸特異的ホメオドメイン転写因子ISXが関わる食事応答性調節ネットワークは腸のビタミンAの取込みと生産を負のフィードバックコントロールにより調節することが示されている。さらに,ヒトBCMO1遺伝子に観察可能なBCMO1活性低下の原因となる非同義的1ヌクレオチド多形が発見されている。BCMO1調節及び様々な解裂活性の原因となる遺伝子の変動に関する詳細な知識は,個体及び/または群に基づくβ-カロテンとビタミンA摂取のための勧告を確立できる背景を提供する可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 脂肪酸デサチュラーゼ ,  食餌効果 ,  プロビタミンA ,  一塩基多型 ,  転写因子 ,  *カロチノイド ,  多価フェノール ,  遺伝的調節 ,  *ビタミンA ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン ,  テルペノイド ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： ISX ,  SNP ,  *βカロチン15,15’-モノオキシゲナーゼ ,  カロテノイド ,  ポリフェノール

分類 (1件)： ビタミンA  (EB07020A)

物質索引 (1件)： レチノイン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： β-カロテン ,  モノオキシゲナーゼ ,  分子 ,  食事 ,  調節