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J-GLOBAL ID:201002264652580254   整理番号:10A0243884

高速実験炉常陽の原子炉容器を観察する技術の開発

Development of Observation Techniques in Reactor Vessel of Experimental Fast Reactor Joyo
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 113-125 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0041A  ISSN: 1881-3062  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウム冷却高速炉(SFR)の容器内を観察する技術(IVO)は,その安全と健全性を確認するために重要である。SFRの為の幾つかのIVOが開発された。しかし,IVO機器の信頼性を確保するためには,高温,高放射線下のナトリウムがある実際の原子炉環境で性能を確認する必要がある。常陽で起こった事象の調査において,標準的なビデオカメラ(VC)と耐放射線性のファイバースコープ(RRF)を使ったIVOを(!)サブアッセンブリ(S/As)と容器内貯蔵ラック(IVS)の上端と(2)上部炉心構造物(UCS)の底面,で行った。S/AsとIVSの上端部を観察するために,燃料取扱装置や検査穴等から,個々のS/Asの6mの上からの簡単な観察を,VCを使って写真を撮った。S/AsとIVSの全体の複合写真を作るためには650枚の写真が必要で,その分解能は約1mmと評価した。UCSの底面を観察するために,RRFs(約13mの長さ)を設置した遠隔取扱機器(RHD)を常陽の為に開発した。それはS/AsとUCSの底部の70mmのギャップに挿入することが出来る。すべての観察の為には約35000枚の写真が必要であった。分解能についていえば,0.8mm厚さのナトリウム流量制御グリッドを識別出来る。実際の原子炉環境でのIVO機器の性能が成功裏に確認できた。その結果事象の観察に有用な情報を与えてくれた。更にこの研究により得られた基礎的知見と経験(それには機器の設計,運転手順,分解能,照明の調節,写真の構成,放射線下でのRRFの耐久性が含まれる。)は,将来のSFRの安全と健全の確保の為のIVO技術の更なる改善と検証の為に貴重な見識を与えてくれた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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原子炉付属設備 
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