抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報では,スカートのシルエットに強い効果を有する円錐形のパニエに焦点を当てた。そして実寸パニエの形状を再生する試作品のための1/2縮尺パニエを研究した。実寸パニエと1/2縮尺パニエの両方を制作しディジタルカメラで撮影した。それらの画像は比較のため互いにPC上に重ね合わせた。フォーマルサテンは最も頻繁にドレスのために使われているので,それをスカート用に選んだ。実寸試作品と1/2縮尺試作品共に,同じ材料と素材のフリル形成パニエでマッチングテストを開始した。それらがスカートシルエットに大きな違いを導いた:1/2縮尺試作品のボトムは実寸試作品より1.4倍大きく張り出した。それ故,1/2縮尺試作品に実寸試作品と同じ素材を用いることは効果がないと判断した。フリルのためのチュール異なる番手を試験し,最適な組み合わせを見つける試みをした。結果,#70,市販の大きな曲げ剛性を有する最も硬いチュール,を実寸試作品に,#15,低い曲げ剛性の最も柔らかいもの,を1/2縮尺試作品を用いた場合に両方のの形状は最も一致した。又,この組み合わせは異なるギャザー数およびフリル段数,さらに異なる重量および性質を有するスカート材料にとっても有効であることが証明された。