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J-GLOBAL ID：201002264711599754   整理番号：10A1745590

水素吸蔵合金新製造技術等研究開発(第1報)-レーザ熱源を用いた反応性ガスアトマイズ法による合金粉体の創製-

著者 (4件)： 藤本俊二 (愛媛県産技研) ,  友近宏 (愛媛県産技研) ,  仙波浩雅 (愛媛県産技研) ,  栗田啓二朗 (愛媛県産技研)
資料名： 愛媛県産業技術研究所研究報告(CD-ROM)  (Bulletin of Ehime Institute of Industrial Technology (CD-ROM))
号： 48  ページ： 18-20  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： S0709B  ISSN： 1884-6874  CODEN： ESGKAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素吸蔵合金は一般に溶解法である高周波真空溶解法やプラズマ溶射法で製造されているため,活性金属が容器と反応し歩留まりが悪いことや原材料の比重差によって組織の均一性に問題が在る。メカニカルアロイング等の粉末冶金法も容器からの汚染やコスト高の課題により実用化されていない。本検討では,原材料に安価なTi-Fe系合金について,TiチューブにFeワイアを挿入した複合ワイアを試作し,それをAr雰囲気でYAGレーザアトマイズを行い,燃焼合成したTiFe合金粉末を作製する新合成法を試みた。その結果,YAGレーザを照射することにより,TiFe合金粉末を回収することが可能となり,回収率は約50%であった。回収粉末は粒径20~100μmであり,酸化の影響は殆んど無いことが分った。特に出力1700Wの場合は微細な粉体を回収できた。レーザアトマイズ法により,TiFe合金粉末の製造が可能である,ことが分った。

シソーラス用語： *水素貯蔵合金 ,  *レーザ加熱 ,  *噴霧法 ,  *クラッド材 ,  複合材料 ,  *金属線 ,  構造 ,  チタン ,  管 ,  鉄 ,  *合金粉 ,  高周波加熱 ,  真空融解 ,  歩留り ,  不均一性 ,  メカニカルアロイング ,  汚染 ,  アルゴン ,  YAGレーザ ,  燃焼合成 ,  回収率 ,  微粉体 ,  チタン合金 ,  鉄含有合金 ,  金属基複合材料 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： *アトマイジング法 ,  機器汚染 ,  *金属ワイヤ ,  *水素吸蔵合金

分類 (4件)： 粉末製造  (WC02020M) ,  固体レーザ  (BD04080W) ,  クラッド材  (WE04020G) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y)

引用文献 (1件)：

• 秋葉悦男: 水素エネルギ--と材料技術 (シ--エムシ--出版) P112(2005).

タイトルに関連する用語 (10件)： 水素吸蔵合金 ,  製造技術 ,  研究 ,  開発 ,  レーザ ,  熱源 ,  反応性ガス ,  アトマイズ法 ,  合金粉体 ,  創製