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J-GLOBAL ID：201002264765420695   整理番号：10A0890606

高温水中におけるAlloy690のSCC

SCC OF ALLOY 690 IN HIGH TEMPERATURE WATER

著者 (4件)： ANDRESEN Peter L. (GE Global Res., NY) ,  MORRA Martin M. (GE Global Res., NY) ,  AHLUWALIA Al (EPRI, CA) ,  WILSON John (Exelon Corp, IL)
資料名： Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.4  (Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.4)
ページ： 2942-2988  発行年： 2010年 
JST資料番号： K20100028  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軽水炉環境で使用される鉄基およびニッケル基合金の構造部材には応力腐食割れ(SCC)が発生しやすいため,新しい合金が開発されている。本研究では,PWR型原子炉の制御棒駆動機構(CRDM)に使用されるAlloy690(Ni-Cr-Fe)合金について,290~360°Cにおける一次冷却水中のSCC試験を行った。試料は冷間鍛造加工や冷間圧延を施した後,各種方向から採取した。冷間加工なしの試料では,一定の応力拡大係数条件および「緩やかな」繰返し荷重条件で粒界割れが観察されたが,亀裂成長速度は1~10×10^-9mm/sと低い値であった。しかし,冷間圧延材(S-L方向)の亀裂成長速度は2~6×10^-8mm/sの中間の値であり,S-L方向では2~6×10^-7mm/sと高い値であった。

シソーラス用語： インコネル ,  *ニッケル合金 ,  クロム含有合金 ,  鉄含有合金 ,  銅含有合金 ,  PWR型原子炉 ,  *原子炉材料 ,  原子炉制御棒 ,  駆動機構 ,  冷間鍛造 ,  冷間圧延 ,  冷間加工 ,  *耐食性 ,  応力腐食割れ ,  冷却水 ,  応力拡大係数 ,  腐食割れ ,  亀裂伝搬 ,  成長速度 ,  異方性 ,  高温水 ,  長さ ,  経時変化 ,  破面 ,  電気抵抗 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： Alloy690 ,  亀裂長さ

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  原子炉炉心・制御系  (MD04020T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高温水 ,  Alloy690 ,  SCC