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J-GLOBAL ID：201002264777523694   整理番号：10A1127170

カルチャークラッシュ:一様性のコストと利益

Culture Clash: The Costs and Benefits of Homogeneity

著者 (1件)： VAN DEN STEEN Eric (Harvard Univ., Massachusetts)
資料名： Management Science  (Management Science)
巻： 56  号： 10  ページ： 1718-1738  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0196A  ISSN： 0025-1909  CODEN： MSCIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 企業合併においては,異なった文化を有する企業の場合は”カルチャークラッシュ”を生じさせ,協調が乱れ,生産性低下をもたらす。本論文では,信念と価値を共有するという意味で,一様な企業カルチャーのコストと利益の経済理論を開発した。合併企業間の一様性はより高い効率をもたらし,信念の共有は移譲を促進し,監視を減少させ,高い満足度をもたらし,動機を高め,協調を迅速化し,内部交渉の時間を短縮し,コミュニケーションを増加させる。しかし,似た企業の合併は実験を減少させ,情報収集を鈍らせる。長期的には,環境と共に進化し変化する能力を減退させてしまう。カルチャークラッシュは短期的にはコストがかかり,フラストレーションが溜まるものであるが,注意深く管理すれば,組織が”グループ思考”に陥ることを防いでくれる。その結果,ビジネス環境を複数の視点から批判的に評価することを可能とする。

シソーラス用語： *企業合併 ,  *職務分析 ,  職務満足 ,  企業体質 ,  均一性 ,  労働生産性 ,  動機づけ ,  コミュニケーション
準シソーラス用語： カルチャー ,  企業文化 ,  権限委譲 ,  信念 ,  一様性

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  職能管理  (KA04030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： カルチャー ,  クラッシュ ,  一様性 ,  利益