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J-GLOBAL ID:201002264814234380   整理番号:10A1065597

前頭前野皮質のグルココルチコイドは共通の神経機構により記憶固定化を促進し,作業記憶を障害する

Glucocorticoids in the prefrontal cortex enhance memory consolidation and impair working memory by a common neural mechanism
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  号: 38  ページ: 16655-16660  発行年: 2010年09月21日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グルココルチコイドホルモンの急性暴露は,記憶固定と作業記憶に対してそれぞれ促進と障害の異なる作用を持つ。今回,雄Sprague-Dawleyラットを用い,これらの反対のグルココルチコイド作用が内側前頭前野皮質(mPFC)と内因性に関連し,mPFC内の共通の神経機構により介在するとの仮説を検討した。作業記憶はT迷路で検討した。mPFCに両側性に投与したグルココルチコイド受容体アゴニストは,記憶固定化を促進し,作業記憶を障害した。mPFCに一側性に投与したアゴニストは,作業記憶を障害しなかったが,記憶固定化を促進した。両作用は膜結合ステロイド受容体の活性化を介在し,mPFC内のノルアドレナリン作動性活性に依存し,cAMP依存性蛋白質キナーゼレベルを増大した。これらの知見は,記憶固定化と作業記憶に対するグルココルチコイド作用はmPFC内の共通の神経機構を介すると結論した。
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分類 (1件):
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中枢神経系 
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