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J-GLOBAL ID：201002264820356489   整理番号：10A0869848

種々の炭素含有量の生体医用Co-Cr-Mo合金における溶体化処理中の炭化物の生成と溶解

Carbide Formation and Dissolution in Biomedical Co-Cr-Mo Alloys with Different Carbon Contents during Solution Treatment

著者 (5件)： MINETA Shingo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAMBA Shigenobu (Kobe Steel, Ltd., Kobe, JPN) ,  YONEDA Takashi (Yoneda Advanced Casting Co., Ltd., Takaoka, JPN) ,  UEDA Kyosuke (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NARUSHIMA Takayuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 41  号： 8  ページ： 2129-2138  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Co-Cr-Mo合金はステンレスおよびチタンと共に整形外科用インプラントに利用されている。この合金は炭化物による析出硬化により高強度と高耐摩耗性が得られている。4種類の炭素量のASTMF75,Co-Cr-Mo合金(Co-28Cr-6Mo-xC)を作製し,鋳放しおよび1473-1548Kで溶体化処理した試料の金属組織を研究した。マトリックス中の析出物は電気分解法により抽出した。C=0.12%試料の鋳放しでは析出相としてM₂₃C₆型炭化物およびσ相が,C=0.15ではさらにη相とπ相が,C=0.25および0.35ではM₂₃C₆型炭化物とη相が観察された。溶体化処理により全ての合金で析出相は溶解した。π相は1548Kの高温で短時間の熱処理によりC=0.15,0.25および0.35で観察されたが,この合金でのπ相の存在は本研究が初めてである。

シソーラス用語： *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  炭素添加合金 ,  医用素材 ,  *金属材料 ,  鋳放し ,  *溶体化処理 ,  *金属組織 ,  析出物 ,  炭化物 ,  金属間化合物 ,  固溶体
準シソーラス用語： *インプラント用金属材料

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素含有量 ,  生体 ,  Co-Cr-Mo合金 ,  溶体化処理 ,  炭化物 ,  溶解