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J-GLOBAL ID：201002264898957870   整理番号：10A0875163

自律ブレーキ動作による歩行者傷害の低減

Pedestrian injury mitigation by autonomous braking

著者 (6件)： ROSEN Erik (Autoliv Res., Wallentinsvaegen 22, 447 83 Vargarda, SWE) ,  KAELLHAMMER Jan-erik (Autoliv Res., Wallentinsvaegen 22, 447 83 Vargarda, SWE) ,  ERIKSSON Dick (Autoliv Res., Wallentinsvaegen 22, 447 83 Vargarda, SWE) ,  NENTWICH Matthias (Autoliv Res., Wallentinsvaegen 22, 447 83 Vargarda, SWE) ,  FREDRIKSSON Rikard (Autoliv Res., Wallentinsvaegen 22, 447 83 Vargarda, SWE) ,  SMITH Kip (Operations Res. Dep., Naval Postgraduate School, Monterey, CA, USA)
資料名： Accident Analysis & Prevention  (Accident Analysis & Prevention)
巻： 42  号： 6  ページ： 1949-1957  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： D0828A  ISSN： 0001-4575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,衝突直前に自律的にブレーキをかける歩行者傷害低減システムの潜在的有効性を評価することにあった。ドイツの詳細事故調査(GIDAS)からのデータベースが,1990年から2007年に自動車の前部に衝突された歩行者に対して,検索された。車上のセンサに対して,必要な視野を推定するために,自動車および歩行者の速度と軌跡のケースバイケースの情報が解析された。衝突直前のブレーキシステムは,衝突の1秒前にブレーキを作動し,道路条件の限界まで提供するが,0.6Gを超えないように制動減速をするように仮定された。センサにより検知されることになる歩行者に対して,新しい衝突速度がつぎに計算される。これらの計算は,全ての歩行者が与えられた視野の中にあるが,しかし周囲の物体によって障害を受けずに検知されると仮定した。死亡と重傷のリスクの変化は,事故データのロジスティック回帰から導かれたリスク曲線を用いて定量化された。全ての歩行者に対するリスクを合計して,低減の有効性,センサ視野,ブレーキ開始時間,および減速の関係が確立された。本研究は,視野49°において,自動車前部との衝突における,死亡(重傷)の負傷歩行者の減少の有効性が40%(27%)に達したことを記述する。それ以上に視野を増加することは,有効性のわずかの改善しかなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *歩行者 ,  *自律系 ,  制動 ,  外傷 ,  *ブレーキ ,  回帰分析 ,  損傷
準シソーラス用語： ロジスティック回帰 ,  傷害

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自律 ,  ブレーキ動作 ,  歩行者 ,  傷害