文献
J-GLOBAL ID:201002264907686698   整理番号:10A0780953

塩ストレスを受けたキュウリ実生根のプロテオーム分析

Proteomic analysis of cucumber seedling roots subjected to salt stress
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号: 13  ページ: 1450-1459  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
塩ストレス下の植物代謝修飾を理解するために,塩ストレスに対するキュウリ(Cucumis sativus L. cv. Jinchun No.2)実生の生理的と生化学的応答を調べた。キュウリ実生根の乾重量と生重量はNaCl処理により有意に減少した。Na+とCl-は増加したが,K+とK+/Na+比は減少した。塩ストレスシグナル伝達成分を同定するために,コントロールとNaCl処理根の高分解能二次元ゲル電気泳動(2-DE)蛋白質プロフィルを比較した。その結果,34の蛋白質スポットの強度が変化していた。これらのスポットの内,29(塩ストレス後に誘発された21のアップレギュレーションと8のダウンレギュレーション蛋白質スポット)を,マトリックス支援レーザー脱離/イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF-MS)と液体クロマトグラフィーエレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析(LC-ESI-MS/MS)により測定した。大部分の蛋白質は代謝,エネルギーと輸送に関係しており,ストレスに対する調節反応と防御に関与していた。ペプチド配列に基づく半定量逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法を用いて,10の候補蛋白質の転写産物と蛋白質蓄積パターンを比較した。これら蛋白質の内,誘発転写産物蓄積の8パターンが誘発蛋白質蓄積パターンと一致した。それで,NaClストレスに対する植物プロテオーム応答は複雑で,同定蛋白質がNaClストレス曝露に続く,イオン恒常性を促進する順応活性調節において重要な役割を演じているようであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る