文献
J-GLOBAL ID:201002264950622857   整理番号:10A0291118

酸化亜鉛膜の構造/光学特性に及ぼすアニーリングの影響

Effect of annealing on structural and optical properties of zinc oxide films
著者 (2件):
資料名:
巻: 121  号: 1-2  ページ: 378-384  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
改良型液体流沈着法(LF法)を用い,ナノ結晶ZnO薄膜を調製した。ZnO膜の構造/光学特性に及ぼす温度範囲350~550°Cでのアニーリングの影響を研究した。X線回折(XRD),走査電子顕微鏡(SEM),X線利用エネルギー分散分析(EDAX),UV-vis-NIR,光ルミネセンス分光法を利用し,膜の構造,表面形態,化学組成,光学特性を決定した。X線回折測定では,アニーリングZnO膜は六方晶ウルツ鉱型構造の(001),(002),(101)配向結晶を含む多結晶で,また(002)XRDピークの半値全幅(FWHM)は,350°C以上でのアニーリング温度上昇につれ,減ることを認めた。550°Cでアニーリングした膜はc軸配向六方晶ウルツ鉱型ZnOナノ粒子を含む。膜の粒子サイズに加え結晶度は,事後アニーリングで増加すると分った。膜のSEM写真では,六方晶形状ナノ粒子を明らかにし,またEDAX測定では,アニーリング処理後の不純物除去を確めた。ZnO膜の光バンドギャップは,350°Cでアニーリングすると,最初に青方偏移(3.39~3.41eV)し,またアニーリング温度350~550°C以上では赤方偏移(3.41~3.32eV)が認められた。膜の室温光ルミネセンス(PL)測定では,UV発光と欠陥関連の深い準位の発光(可視領域の青,緑,黄発光を含む)を示した。これらの発光の可能な機構を詳細に研究した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  酸化物薄膜  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  半導体のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る