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J-GLOBAL ID：201002265090222984   整理番号：10A0238646

ラットの肝臓および肺におけるチトクロームP450 3A2の発現に及ぼすパラコートの亜急性曝露の影響

Influences of sub-acute exposure to paraquat on cytochrome P450 3A2 expression in rat liver and lungs

著者 (3件)： MALEKINEJAD H. (Dep. of Pharmacology & Toxicology, Fac. of Veterinary Medicine, P.O. Box: 1177, Urmia Univ., Urmia, IRN) ,  RAHMANI F. (Dep. of Molecular Genetic, Fac. of Basic Sciences, Urmia Univ., Urmia, IRN) ,  HASSANPOUR F. (Dep. of Pharmacology & Toxicology, Fac. of Veterinary Medicine, P.O. Box: 1177, Urmia Univ., Urmia, IRN)
資料名： Pesticide Biochemistry and Physiology  (Pesticide Biochemistry and Physiology)
巻： 96  号： 3  ページ： 149-154  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0793A  ISSN： 0048-3575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝臓および肺におけるチトクロームP450 3A2の発現に及ぼすパラコートの亜急性毒性の影響について調べた。試験では20頭のラット成体(150-200g)を用い,様々な濃度のパラコート(3.5,7,10mg/kg,s.c.)を連続7日間曝露させた。パラコート被曝個体は体重を低減し,血清中のアルカリホスファターゼおよびアラニンアミノトランスフェラーゼレベルを用量依存的に増大した。さらに,パラコート処理区の個体においては,肝臓および肺組織中のマロンアルデヒド含量が有意に増大した。RT-PCRの結果,パラコートの7日間被曝は肺のmRNAレベルにおけるチトクロームP450 3A2を抑制した。それに対して,肝臓ではかなりの量の同遺伝子がアップレギュレーションされた。この結果から,パラコートは主標的組織の肺のみならず,解毒に関与すると考えられる肝臓のチトクロームP450遺伝子をアップレギュレーションすることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ビピリジニウム系除草剤 ,  亜急性毒性 ,  チトクロームP450 ,  ラット ,  肝臓 ,  肺 ,  血清 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  アラニンアミノトランスフェラーゼ ,  酵素活性化 ,  RT-PCR法 ,  mRNA ,  アップレギュレーション ,  解毒 ,  作用機序 ,  ピリジニウム ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： アルカリフォスファターゼ ,  解毒作用

分類 (1件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F)

物質索引 (2件)： パラコート ,  マロンアルデヒド

タイトルに関連する用語 (7件)： ラット ,  肝臓 ,  肺 ,  チトクロームP450 ,  発現 ,  パラコート ,  曝露