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J-GLOBAL ID:201002265100808672   整理番号:10A0657623

若齢ラットの末梢血での小核及びコメット分析:分析の実現可能性の確立,サンプリングの時間及びDNA損傷の誘発

Micronucleus and comet assay in the peripheral blood of juvenile rat: Establishment of assay feasibility, time of sampling and the induction of DNA damage
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巻: 700  号: 1-2  ページ: 86-94  発行年: 2010年07月19日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小核(MN)及びコメット分析は末梢血の2つの異なる細胞集団,即ち赤血球とリンパ球での遺伝子損傷を成功裏に検出できる。本研究は,若齢ラットの末梢血赤血球でMN形成の動態を調べること,最大MN誘発の時間を確認すること,次いでコメット分析によってリンパ球で検出されたDNA損傷とのその関連を調べることを目指した。ラット末梢血小核(PBMN)分析は通常,脾臓による血液循環からの小核化細胞の選択的消失のために好まれない。しかし,若齢Sprague-Dawley系(SD,26日齢)ラットでの小核化細胞の非効率的な脾臓からの消失はPBMN分析の適切なモデルとすることに有利である。末梢血でのMN形成とDNA損傷の動態を,シクロホスファミド(50mg/kg),クロラムブシル(30mg/kg),メトトレキセート(20mg/kg),シスプラチン(5mg/kg)及びパクリタキセル(0.5及び1mg/kg)で測定した。異なる作用機構をもつ全ての試験した化学物質は末梢血赤血球で時間依存的なMN頻度変化を誘発した。末梢血リンパ球のコメット分析でも,DNA損傷において類似する増減パターンを示した。MN頻度と様々なコメット分析パラメータは全ての試験した化学物質で有意な正相関を示し,両分析で,ピークは処置後36及び48時間の間で観察された。本研究の結果は,末梢血赤血球のMN頻度が末梢血リンパ球のDNA損傷(異なるコメット分析パラメータから分かるように)と正相関を呈することを明瞭に証明する。更に,本研究では2つの異なる細胞集団でのDNA損傷の検出を強調し,遺伝毒性試験のために,従来の操作をより賢明なものに組み合わせることによって,これらの2つのバイオアッセイの相補的性質を確立する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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