抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報は優れた低温流動性と低蒸発性の両立などを図る「高機能PAO(商品名:リニアレンPAO)」の開発に成功し,国内石油元売りメーカーとして高機能PAOの事業化を検討中の出光興産に,開発品の概要とその適用についてインタビューしたものである。主な内容項目を次に示した。1)高機能PAO(ポリアルファオレフィン)開発の経緯,2)製法の概要と従来のPAOとの特性の違い:リニアレンPAO V-4の特性(40°Cと100°Cの動粘度,Viscosity index,流動点,蒸発特性を見るNoack値,低温粘度特性を見るCCS粘度(Cold Cranking Simulator,-35°C)など),3)ターゲットとする市場:乗用車の欧州,米国,日本での燃費規制,燃費改善,エンジンオイルによる省燃費化,リニアレンPAO V-50,V-120,V-6の特性(代表値),4)今後の計画:2010年の5月~6月をめどにニーズの高い工業用潤滑油を手始めとして事業化開始予定。