文献
J-GLOBAL ID:201002265159851733   整理番号:10A0235152

バイオプシー家畜胚の保存技術の確立

著者 (3件):
資料名:
号: 42  ページ: 1-7  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: Z0629B  ISSN: 1346-6488  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バイオプシーを施した性判別胚(バイオプシー胚)等の体外操作胚は,従来の緩慢凍結法では生存率および受胎率が低いため,保存後の生存性が極めて高いガラス化保存の応用が報告されている。そこで本研究では,アルミプレートガラス化法(固体表面ガラス化)によるガラス化保存の有効性および本法によるガラス化胚のダイレクト移植の可能性を検討した。本法によりガラス化したバイオプシー胚,生体卵子吸引における体外受精胚(OPU-IVF胚),と場卵巣由来体外受精胚(と場-IVF胚)および核移植胚の階段希釈加温後の生存率は,95.0%,91.3%,88.9%および83.3%で非常に高かった。ガラス化バイオプシー胚の加温後の生存率およびと場-IVF胚の加温後の透明帯脱出率はプログラムフリーザーによる緩慢凍結胚の融解後の生存率および透明帯脱出率よりも有意に高かった(p<0.005,p<0.05)。ガラス化胚の移植試験では,階段希釈加温したOPU-IVF胚を保存液とともに移植用ストローに再封入して移植したところ受胎率は46.2%であった。一方,ストロー内加温したOPU-IVF胚をダイレクト移植したところ受胎率は16.7%であった。本研究により,アルミプレートガラス化法は様々な体外操作胚に対し有効性が高いことが明らかとなった。また,本法によるガラス化胚のダイレクト移植で子牛生産は可能であったが,階段希釈加温後のガラス化胚を移植した方が受胎率は良く,より効率的にガラス化胚から子牛生産をするには実験室内での作業が必要となる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  繁殖管理 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る