文献

J-GLOBAL ID：201002265168236006   整理番号：10A0454224

未晒しパルプ洗浄ロスに対する屈折率測定-工場調査

Refractive index measurements for brown stock washing loss - mill investigations

著者 (5件)： KOPRA Riku (Mikkeli Univ. Applied Sciences, Savonlinna, FIN) ,  HELTTUNEN Jukka (Stora Enso Fine Paper, Varkaus, FIN) ,  TERVOLA Pekka (Andritz Oy, Helsinki, FIN) ,  TIRRI Tapio (Mikkeli Univ. Applied Sciences, Savonlinna, FIN) ,  DAHL Olli (Helsinki Univ. Technol., TKK, FIN)
資料名： Appita Journal  (Appita Journal)
巻： 63  号： 2  ページ： 131-136  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0294A  ISSN： 1038-6807  CODEN： APPIA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クラフト蒸解における未晒しパルプ洗浄工程における物質損失制御のための指標値としてCOD測定が一般的であるが,電導度測定及び屈折率測定も行われる。屈折率測定の利点として大きい屈折率を持つリグニンに対する感度が高いために,後段の酸素脱リグニン及び漂白工程に対する負荷に関する情報が得られる。またCOD測定とは異なりインプロセス測定によるリアルタイム制御が可能である。洗浄工程の5か所で試料を採取し,COD及び屈折率測定を行い,数学モデルに基づいて洗浄効率指数Eを求めた。COD法は針葉樹パルプに対して高いE値を与えたが屈折率法E値は樹種の影響を受けなかった。

シソーラス用語： アルカリ蒸解 ,  *洗浄装置 ,  流出量 ,  *水質試験 ,  COD【水質】 ,  屈折分析 ,  屈折率 ,  リグニン ,  物質収支 ,  インプロセス測定 ,  制御 ,  効率 ,  プロセス制御 ,  クラフトパルプ
準シソーラス用語： クラフト蒸解 ,  リアルタイム制御 ,  *屈折率測定 ,  除去効率 ,  水質分析 ,  *未晒しパルプ

分類 (2件)： 各種パルプの製造  (YL02020P) ,  屈折及び反射の測定と装置  (BD07060V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 晒しパルプ ,  洗浄 ,  ロス ,  屈折率測定 ,  工場 ,  調査