文献
J-GLOBAL ID:201002265228087455   整理番号:10A0421449

動的力顕微鏡により研究した自己集合チオール単分子層上へのナノスケール付着に対する湿度の効果

Effect of Humidity on Nanoscale Adhesion on Self-Assembled Thiol Monolayers Studied by Dynamic Force Spectroscopy
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1837-1847  発行年: 2010年02月02日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
原子間力顕微鏡(AFM)の窒化けい素チップと自己集合チオール単分子層(SAM)間の付着力を,異なる分離速度と湿度で測定した。SAMは,HS(CH2)nCH3(n=6,8,9,10,15)およびHS(CH2)nOH(n=6,9,11,16)により調製した。特別なAFM構成を用いることにより,分離速度は107nN/sまで増大させることができた。nが8以上の二次元結晶性CH3末端SAMとの相互作用においては,低分離速度と高分離速度における二つのエネルギー障壁に相当する領域が識別された。分離速度104~105N/s以下では,付着力は分離速度の対数に比例して増大した。付着はvan der Waals力に支配されているものと思われる。高分離速度においては付着力は分離速度の対数に比例したが,急激な増大が見られた。一方OH末端SAM上では,CH3末端SAMと比較して付着力は低湿度においても六倍大きかった。これは部分的に水素結合により説明することができるが,完全に説明することはできなかった。相対湿度10%以上ではむしろ毛管力が増大し,相対湿度40%~80%で最大であった。OH末端SAM上では分離速度に対する付着力曲線は概ね線形に増大した。傾きは湿度に依存し,これは毛管力の絶対強度に関与した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-固界面 
物質索引 (9件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る