抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では画像中の図形輪郭線の明度を意図的に変化させて,視覚的に目立たないように情報を埋め込む手法を提案する。本手法は情報量に応じて輪郭線を複数のセグメント区間に分割し,その明度を境界においては不連続的に,各区間内では埋め込む2値情報に応じて一定規則で連続的に変化させる。この輪郭線上の明度変化パターンで埋め込まれた情報は,カメラ撮影によって生じる輪郭線のひずみに対しても頑健に検出される。撮影画像から情報を正確に読み取るのに必要とされる情報埋込の際の諸条件を携帯電話を用いた実験で調査した。それらの結果から,先鋭な曲がり角を含まない輪郭形状であれば,数バイト程度の情報を安定に読み取れることを確認した。(著者抄録)