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J-GLOBAL ID：201002265423896627   整理番号：10A0291041

一般基質相互作用モデルを利用したベンゼンプルームの自然減衰に及ぼす種々の燃料アルコールの効果比較

Comparing the effects of various fuel alcohols on the natural attenuation of Benzene Plumes using a general substrate interaction model

著者 (2件)： GOMEZ Diego E. (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Rice Univ., MS-317, 6100 Main St., Houston, TX 77005, USA) ,  ALVAREZ Pedro J.J. (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Rice Univ., MS-317, 6100 Main St., Houston, TX 77005, USA)
資料名： Journal of Contaminant Hydrology  (Journal of Contaminant Hydrology)
巻： 113  号： 1-4  ページ： 66-76  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： E0688B  ISSN： 0169-7722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前に開発した数値モデル(一般基質相互作用モジュール-GSIM)と確率論的感度解析を利用し,ベンゼンの自然減衰に及ぼす5つの燃料アルコール(メタノール,エタノール,1-プロパノール,イソブタノール及びn-ブタノール)の効果を比較した。一連のガソリンブレンド(10%及び85%v:vアルコール含有量から成る30galのLNAPL(軽質非水相液体)源によるシミュレーションは,全ての燃料アルコールがベンゼンの自然減衰を妨害し,これは主として溶存酸素の欠乏加速とベンゼンの固有分解の減少(異化の抑制と代謝フラックスの希釈)によるものであることを示唆した。均一な静止帯水層を仮定した10%アルコールブレンドのシミュレーションは,エタノールでは26%,イソブタノールでは47%,メタノールでは147%,1-プロパノールでは188%,n-ブタノールでは265%のベンゼンプルームの最大延長(通常のガソリン放出に対して)を予想した。85%アルコールブレンドに対する対応する延長率は一般により小さく(即ちそれぞれ25,54,135,163,181%),模擬放出中の低いベンゼン含有量を反映していた。ベンゼンプルームの延長と寿命は生物分解の遅いアルコール(プロパノール及びブタノール)の存在でより著しく,より長く持続性の高いアルコールプルームを形成した。逆に,エタノール及びイソブタノールはベンゼンの自然減衰に対する妨害能が最も低く,化学構造の小さな変化(例えば異性体)が生物分解に対する有意な効果を持つことを説明した。全体として,シミュレーションはアルコール分解に関する地域固有の生物速度定数に極めて敏感であり,それはベンゼンプルームの動特性に対する特定の燃料アルコールの影響レベルに関する一般化に対して傾向を与える。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  地下水汚濁 ,  *芳香族炭化水素 ,  プルーム ,  *減衰 ,  土壌浄化 ,  アルコール燃料 ,  非水溶液 ,  相互作用 ,  モデリング
準シソーラス用語： *自然減衰 ,  LNAPL

分類 (3件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： ベンゼン

タイトルに関連する用語 (8件)： 基質 ,  相互作用 ,  モデル ,  ベンゼン ,  プルーム ,  自然減衰 ,  燃料 ,  アルコール