文献
J-GLOBAL ID:201002265431418734   整理番号:10A0617497

走化性シグナル蛋白質CheYはローター蛋白質FliNに結合して,大腸菌における鞭毛回転の方向を制御する

Chemotaxis signaling protein CheY binds to the rotor protein FliN to control the direction of flagellar rotation in Escherichia coli
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号: 20  ページ: 9370-9375  発行年: 2010年05月18日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大腸菌鞭毛の回転方向は,基底小体底部のドラム型構造(C-リング)に相当する,FliG,FliM,FliNから形成されるスイッチ複合体によって制御される。鞭毛モーターの回転方向は反時計回りであるが,走化性シグナル分子であるリン酸化CheY(CheYP)に応答して時計回り(CW)へスイッチする。CheYPはFliMのN末端近くに結合する。本報告でこの相互作用がCheYPを捕捉し,引続くCheYPとFliNとの相互作用により,CW回転へのスイッチが生じることを示した。FliNはC-リング底部に局在してFliMのC末端ドメイン(FliMC)と結合し,CW回転へのスイッチにはFliNとFliMCの相対運動が関与した。FliN/FliMC構造モデルとFliN上のCheYP結合部位を用いて,CheYPの結合によりCW回転への立体配座スイッチが誘導される機構を提案した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  分子構造 

前のページに戻る