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J-GLOBAL ID:201002265526335178   整理番号:10A1072433

シアノバクテリアSynechococcus sp. PCC 7002株における光阻害および酸化ストレスに対する保護でのキサントフィルカロテノイド保護の役割

Roles of xanthophyll carotenoids in protection against photoinhibition and oxidative stress in the cyanobacterium Synechococcus sp. strain PCC 7002
著者 (7件):
資料名:
巻: 504  号:ページ: 86-99  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Synechococcus sp. PCC 7002株は,6種類の異なるキサントフィルカロテノイド(ゼアキサンチン,クリプトキサンチン,ミクソキサントフィル(ミクソール-2′-フコシド),エチネノン,3′-ヒドロキシエチネノンとシネコキサンチン)を生産する,頑健で,遺伝的に扱いやすいシアノバクテリアであり,高い光強度を含む多くの環境ストレスに耐える。標的化変異を導入し,特異的なキサントフィルを生じるようカロテノイド生合成経路の枝をブロックし,全てのキサントフィルを欠く変異体を調製した。変異体のいくつかは,高い光強度で重度の増殖阻害を示し,複数の遺伝子座の変異体は,少し低い量のクロロフィル量とより低い光化学系I量を持っていた。結果は,キサントフィル,特にゼアキサンチンおよびエチネノンが,チラコイド生合成で調節的な役割をすることを示した。変異体における反応性酸素(ROS)と窒素(RNS)分子種の測定は,全てのキサントフィルがROS/RNS蓄積防止に関わり,全てのキサントフィルを欠く変異体は,非常に多くの量のROS/RNSを蓄積することを示した。転写プロファイリング結果は,カロテン合成酵素をコードする多くの遺伝子に対するmRNA量が,強い光に暴露した後に有意に多くなることを示した。これら結果は,全てのキサントフィルが光-酸化ストレスに対する保護に関わることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  カロチノイド,その他のテルペノイド 

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