抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内において運転中保守の適用拡大に向けた検討が進んでいることから,運転中保守実施時の教訓を抽出するため,米国のLicensee Event Report(LER)から運転中保守の実施に伴う不具合を抽出し,その発生状況,原因等について分析した。運転中保守の実施に伴い発生した不具合には,原子炉停止に至った事象,技術仕様書(T-Spec)に関連する事象の発生割合が多く,それらの発生原因としては,保守計画不良が多い。また,米国の原子力発電所における運転中保守の実施プロセスについて調査を行い,作業計画,リスク管理プロセスについて分析を行った。運転中保守の実施に当たっては,作業の実施によるリスクを把握,管理することが重要であり,そのためは,作業計画プロセスおよびリスク管理プロセスを確立することが必要である。(著者抄録)