抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ASMEC社(ドイツ)が開発した<1nmの解像力を有する垂直と側面方向の摩耗量と荷重力の関係の測定装置を用いて,DLC層の摩耗量を測定した。層厚み3~5μm,硬度12.2~50.0GPaの5つのDLC層試験片を用いた。12μmと140μm直径の2つのダイアモンド押込器と200μm直径の硬質金属球を適用し,振動長さ89μmで測定した。その結果,次のことが分かった。1)接触面に比べて滑り表面において摩耗速度は平面圧力に比例する,2)滑り動きあたりの摩耗深さが0.15nmより小さい場合には摩耗は大きな粒子のはく離なしの連続プロセスとなる,3)含水無しのDLC層より含水DLC層の場合には摩耗はより小さな平面圧力で発生する。